権現巌は、神亀5年(728年)に奈良県吉野より蔵王権現を勧請した金峰山の祭礼場所であったと伝えられています。溶岩の湧出によって形成されたもので、高さ15.229メートル、周囲92.4メートルの巨巌です。今でも権現巌と地元の人々に呼ばれているところにその名残をとどめています。