徳山藩藩校は、天明5年(1785年)に藩主の館邸近くに「鳴鳳館(ほうめいかん)」として創立されましたが、敷地が狭かったため、天保2年(1831年)に現在の徳山小学校内に新築移転し、学舎も拡張されました。嘉永5年(1852年)に藩学の一層の興隆を願い、「興譲館(こうじょうかん)」と改称されました。シカゴ大学第1号の博士号を取得した英語教育の先駆者、浅田栄次(えいじ)も藩校「興譲館」で学んだ人の一人です。
また、徳山小学校のあるここの地名「桜馬場」は、毛利就隆が乗馬の訓練をする場所として馬場を整備し、そこに桜を植えたことに由来します。現在でも春には桜が咲き誇り、この道を通る人々の癒しになっています。
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