須金は周南市の北部に位置する、自然に囲まれた標高200mの盆地。初夏は蛍が、冬は雲海が、訪れる人々を魅了します。
昼夜の寒暖差と錦川の豊富な水を活かした果物づくりが盛んで、県内有数の梨、ぶどうの産地として知られており、秋にはフルーツ狩りを楽しむ多くの人で賑わいます。
江戸時代には、徳山藩が米・塩・紙の生産を奨励した「三白政策」によって和紙づくりが栄え、現代まで伝統工芸として受け継がれてきました。
錦川が大きく屈曲した河岸段丘にある須万はこの須金地域の中心市街地で、集落を縦貫する1本の道沿いに懐かしい街並みが残ります。