春になると、鹿野地(かのじ)集落の棚田には約10万本の芝桜が咲き誇ります。
芝桜は、棚田を保全するため鹿野地(かのじ)地域の農家住民で結成した「百笑倶楽部」が会員や支援者とともに丹精込めて手入れされたもの。
4月に入ると「芝桜まつり」が開催され、中旬の満開の頃には、桃・赤・薄紫・白の芝桜が棚田の法面いっぱいに織りなすコントラストを一目見ようと多くの人が訪れます。
棚田は、国(農林水産省)が優良な棚田を認定する取組み「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選ばれたほか、県による「やまぐちの棚田20選(山口県)」にも選定されています。