貴船神社は、18世紀の初め頃、祭神として2柱を祀ったものと伝えられています。
また、西国の諸大名が瀬戸内海の航行の際、風待ちをしている間、粭島に散在する鎮堂を集めて社を建て、海上安全を祈願したことに由来するとも伝えられています。
貴船祭は、海上安全を祈願して慶安年間(1648~1651年頃)始まったと伝えられており、伝馬船の船首と船尾で行われるボンデン踊り・櫂踊りは、明治20年頃海運業の石丸安太郎が、他県より取り入れて始められたといわれています。海の男たちの豪快な祭りとして代々伝えられ、神社から御旅所までの海上約500メートルを神輿が渡ります。